Drop2 / Drop3

7thコードの押さえ方 その1

ギターで最も使われるセブンス・コードのボイシング(押さえ方)のDrop2とDrop3。 あらゆるポジションで覚えておくと、伴奏やソロギター、カッティングなどのバリエーションを増やすことが出来ます。

Drop2とDrop3の定義

7thコードの1,3,5,7というクローズド・ボイシングの上から2番目の音である5を低音に持ってきて、5,1,3,7と並べるオープン・ボイシングをDrop 2と呼びます。 同じように上から3番目の音である3を低音に持ってきて、3,1,5,7という並びのオープン・ボイシングをDrop 3と呼びます。

drop2

ギターで使用する場合

ギターでは、Drop2は4弦ルートと5弦ルートで使いやすく、Drop3は6弦ルートが適しています。各コードを指板図で書き記すと以下のようになります。

drop2

覚え方・練習方法 その1

覚え方の一つとして、ダイアトニック・コードで当てはめて、以下のように全ポジションを弾いていきます。毎日、1回行うと頭に入りやすくなるのでお勧めです。 始めはCキーから行い、慣れてきたらG→D→A→Eといった感じで毎日キーを変えて全てのキーで行えるようにしましょう。

4弦ルート Drop 2

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5弦ルート Drop 2

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6弦ルート Drop 3

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覚え方・練習方法 その2

II-7→V7→I△7や、IIφ7→V7→I-7を使って、次のコードに移動するときに、 一番高い音が同じものか、近くの音の形を選んで、上がったり下がったりしてみましょう。 一連のポジションの変化の仕方を覚えておくと、様々な場面で使えるようになります。

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