Diatonic Chords

Diatonic Chords (ダイアトニック・コード)

7つの音からなるダイアトニック・スケールで作った7つのコードをダイアトニック・コードと呼びます。 現在の音楽のほとんどがこのダイアトニック・コードを基本にケーデンスを考えて、曲が作られます。

概要

メジャー・スケールのような7つの音で作ったスケールの事をダイアトニック・スケールと呼びます。 そのダイアトニック・スケールで作れる7つのコードをダイアトニック・コードと呼びます。

Diatonic Chords

Major Diatonic Chords

メジャー・スケールを元に作られたダイアトニック・コード。いわゆるメジャー・キーと呼ばれるものです。 これをケーデンスで分類すると以下のようになります。表のLはLeading Tone、AはAvoid Noteの略です。
コード機能I△7から見た構成音
I△7Tonic1357
(L)
II-7Subdominat24
(A)
61
III-7Passing Chord357
(L)
2
IV△7Subdominat4
(A)
613
V7Dominant57
(L)
24
(A)
VI-7Tonic6135
VIIφ7Dominant7
(L)
24
(A)
6

Diatonic Chords

コード進行の例

Diatonic Chords

Natural Minor Diatonic Chords

ナチュラル・マイナー・スケールを元に作られたダイアトニック・コード。いわゆるマイナー・キーと呼ばれるものです。
コード機能I△7から見た構成音
I-7Tonic1b35b7
IIφ7Dominant2
(L)
4b6
(A)
1
bIII△7Tonicb35b72
(L)
IV-7Subdominat4b6
(A)
1b3
V-7Passing Chord5b72
(L)
4
bVI△7Subdominatb6
(A)
1b35
VII7Dominantb72
(L)
4b6
(A)

Diatonic Chords

コード進行の例

Diatonic Chords