Amplifier

ギターアンプの種類

ここでは各ギターアンプに関する知識や種類を記載しています。

ギターアンプの種類

真空管アンプ (チューブ・アンプ)

真空管を使った最もポピュラーな形式のアンプです。大規模なコンサート会場から、ライブハウス、レコーディングスタジオまで広く使用されます。 最も理想的なギターの音色が出せるアンプです。 5年程度で真空管の交換が必要になります。価格は10万~50万円程度です。

代表的なアンプ

Marshall『JCM800』、Marshall『JVM400』、VOX 『AC30』、VOX『AC15』、Fender『Deluxe Reverb』、Fender『Twin Reverb』、 Mesa Boogie『Rectifier』、Mesa Boogie『Mark V』、

ソリッドステート・アンプ (トランジスタ・アンプ)

半導体で真空管の電流の流れを再現したアンプです。音は真空管アンプに劣りますが、頑丈な作りで半永久的に使えるメンテナンスフリーの利点があります。 小規模コンサートや練習用でよく使われます。 価格は5万~15万円程度です。

代表的なアンプ

Roland『JC-120』、Marshall『MGシリーズ』、Orange『Crushシリーズ』

モデリング・アンプ (アンプ・シミュレータ)

真空管アンプをデジタルで再現したアンプです。音色は本物の真空管には劣りますが、様々な種類のアンプの音色が1つのアンプで手軽に鳴らす事が出来ます。 小音量で使用出来るため、大きな音が出せない環境での練習用アンプとして人気です。価格は1万~5万円程度です。

代表的なアンプ

BOSS(Roland)『Katanaシリーズ』、Positive Grid『Sparkシリーズ』、YAMAHA『THRシリーズ』

ギターアンプの形の種類

コンボ

アンプ本体とスピーカーが一体化したタイプ。小型~中型のアンプで使われる形式です。

スタック

アンプヘッド(アンプ本体)と キャビネット(スピーカー部分)が別々になっていて、様々な組み合わせが出来るタイプ。大型のアンプで使われる形式です。

スピーカー構成

ギターアンプのスピーカーのサイズは12インチが標準サイズです。スピーカー搭載数で音色が変わり、多ければ多いほど低音域が豊かになり、高音域が減衰します。 12"サイズ2個か4個の組み合わせが標準です。練習用アンプの場合、スピーカーサイズは小さいものを選ぶと、騒音問題が起こりにくいです。
サイズ搭載重低音域低音域中音域高音域
12"8個×
12"4個
12"2個
12"1個×
10"1個××